長嶋修「バブル再び 日経平均株価が4万円を超える日」を読んだ

数年前から視聴している不動産コンサルタント(兼YOUTUBER?)の長嶋修さんの本が出版されたので購入しました。最近のYOUTUBEでは不動産コンサルタントの肩書を外しており、YOUTUBE内では不動産の事だけではなく、経済の歴史や予測を大局で説明してくれて大いに勉強になります。
長嶋修「バブル再び 日経平均株価が4万円を超える日」を読んだ

長嶋修「バブル再び 日経平均株価が4万円を超える日」を読んだ

全体的な内容は、1990年代のバブルの時代からバブル崩壊の流れの解説、最近の金融緩和によるバブルの説明、今後の世界情勢や金融システムの移行についての予測などです。

個人的に一番興味を持っているのはYOUTUBEでも説明されている、今後のグレートリセットと金融システムの移行についてです。最近のコロナ禍などでの大規模金融緩和によってあらゆる通貨が刷られて資産バブルが起こり、金融システムが一旦崩壊して新しい金融システムに置き換わっていくというシナリオです。

新しいシステムの一例として、合成覇権通貨が挙げられています。これが流通すれば現在のビットコインなどの暗号資産の価値が無くなってしまいそうな気がします。

また、グレートリセットが起こった場合に投資すべき資産で、最も固い資産にはやはりゴールドを挙げられていました(一時的な投げ売りでの価値下落は起こるものとして)。

※これから不動産を購入される方には固定金利をおすすめしていました。現在の米国の政策金利の上昇などでもその傾向がありますが、今後金利の変動が激しくなることが予想されます。

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