私は現在、米国高配当ETFであるVYMとJEPIとQYLDに毎月積み立てを行っています。その投資比率は1:3:6になるようにしています。税引き後の分配利回りが約6%になるように設定しました。
利回りが高い方が良いのですが、QYLDのような利回り10%を超えるリスクが高めのETFに全額投資する勇気は無いので、こういった投資配分でリスクの調整を行っています。
前提条件
前提条件として、各ETFの現在(2021.11.22)の分配利回りを見てみましょう。
VYMの現在の分配利回りは2.69%です。経費率0.06%なので、経費率を除くと2.63%となります。
JEPIの現在の分配利回りは7.06%です。経費率0.35%なので、経費率を除くと6.71%となります。
QYLDの現在の分配利回りは11.27%です。経費率0.67%なので、経費率を除くと10.60%となります。
各ETFに全額投資の場合
VYMに全額投資した場合、税金で28%取られるものとして、税引き後の分配利回りは1.89%となります。
JEPIに全額投資した場合は、税引き後の分配利回りは4.83%となります。
QYLDに全額投資した場合は、税引き後の分配利回りは7.56%となります。
VYMとJEPIとQYLDの投資比率と分配利回り
投資比率と分配利回りの表は以下のようになります。(あくまで代表例を示しています。)
適度にバランス良く配分した場合と、VYM無し(4%利回りの場合はQYLD無し)、JEPI無しのパターンを作りました。JEPIは設定日からまだ日が浅く、自分もよく分かっていないためJEPI無しのパターンも作成してみました。
4%の利回りの場合は、リスクの低いVYMの割合を多くできます。また、QYLD無しでも4%利回りを達成することが可能です。
5%利回りの場合は、3銘柄を最も分散して投資することができます。この3銘柄に投資する場合、最も中間的な利回りと言えます。
6%利回りの場合は、必然的にQYLDの比率が高めになります。それでもVYMに少しは投資できる事が分かります。
まとめ
VYMとJEPIとQYLDの3銘柄で投資比率を考えた場合、5%を中心に4%~6%位が現実的な利回りと言えそうです。
皆さんの投資手法を考える参考になれば幸いです。
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