FRB(米連邦準備理事会)は15~16日の連邦公開市場委員会(FOMC)において、利上げ時期を24年から23年に前倒ししました。
FRBが利上げの見通しを23年に前倒し
この発表を受けて、米国市場は若干下げました。また、米国長期金利が6週ぶりの高値を付けました。
政策金利は0~0.25%に据え置き、量的金融緩和策で米国債などを買い入れるペースを月額1200億ドル(13兆円)で維持することも全会一致で決めました。
なぜ利上げを前倒ししたのか?
FRBが利上げ時期を24年から23年に前倒しした理由としては、足元の物価上昇は一時的としながらもインフレが加速している事、つまりコロナウィルスからの経済再開で需要が急回復していることが理由だと考えられます。
利上げの予想時期と程度
専門家達の金利見通しは、23年に0.25%程度の2回程度利上げがあるとの予想。22年中に利上げを予想する人も増えています。
米国のコロナウィルス蔓延中の大規模な経済対策、その後の早急なワクチンによるコロナからの経済回復、そして現在テーパリング(金融緩和の縮小)の提示など、ぐだぐだやっている日本とは比べ物にならないほど力強い経済対策ですね。米国株にも投資していてよかったです。
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