高配当ETFのSPYDの2021年12月17日の分配金

 高配当ETFのSPYDの2021年12月17日付の分配金が発表されました。


高配当ETFのSPYDの2021年9月17日の分配金速報


高配当ETFのSPYDの2021年12月17日の分配金

分配金は0.127557ドルです。なんと、前年同期の0.606ドルから-79.0%減配、前期9月の分配金0.386582ドルから-67.0%の減配となっています。

ここまで少ない分配金は過去5年の実績にありません。

この発表によって直近1年の分配金利回りは3.84%になっています。

また、これで2021年の分配金が全て発表された事になります。2021年の年間分配金は1.54921ドルで、2020年の年間分配金1.632091ドルから減配という結果となりました。

今回の分配金結果の感想

今回の分配金は急激な減配となりビックリしましたが、それまでが増配傾向だったため、年間で見ると少しの減配で落ち着きました。

しかし、今回の分配金の結果からSPYDを売却してVYMに乗り換えるという方が大勢いるみたいです。VYMはSPYDより少し分配利回りは低いですが、分配金は毎年増配を続けており安定している印象です。

SPYDの特徴

SPYDはS&P500の配当利回り上位約80銘柄を組み入れたETFとなります。

経費率は0.07%となっています。

現在のSPYDの組入セクターは、公益事業17.55%、金融17.14%、不動産16.49%、エネルギー11.67%の順になっています。VYMやHDVなどの他の高配当ETFには含まれていない不動産が組み入れられているのが特徴です。


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