おすすめ日本高配当ETF【1478】iシェアーズMSCIジャパン高配当利回り

【1478】iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りとは?

iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回りETFは配当利回りの高さに加えて、配当の継続性や企業の財務体質にも着目して算出される指数である「MSCIジャパン高配当利回りインデックス」への連動を目指すETF(上場投資信託)です。

【1478】iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りとは?

【1478】iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りの基本情報(※2022年2月現在)

略称:iSMSCI高配当
設定日:2015年10月19日
信託報酬:年0.2090%(税抜0.190%)
分配頻度:年2回
決算月:2月・8月
純資産総額:約650億円
分配利回り:2.48%

MSCIジャパン高配当利回りインデックスの構成銘柄の特徴

◯配当利回りの質に関するスクリーニング

・配当性向が正。無配や収益マイナスを除外。
銘柄数ベースで配当性向トップ5%は除外。収益と配当のバランスを確保(配当金下落リスク大)。
・5年間で1株当たり配当金が減少している銘柄を除外。
・ROEや負債/自己資本比率、直近5年の収益変動性から算出するクォリティ・スコアが負の銘柄は除外。
・1年間の株価パフォーマンスがマイナスである銘柄群の下位5%を除外。

・残った銘柄から、MSCIジャパンやMSCIコクサイ等、元指数の配当利回りの130%を超える利回りの銘柄を選択する。

◯個別銘柄のウェイト付け方法

・時価総額ウェイト(最大5%ウェイト)キャパシティを確保することと、回転率の抑制が理由。

◯その他

・リートは含まない。
・5月末と11月末の年2回リバランス。

【1478】iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りの構成銘柄

上記の通りスクリーニングした結果、2022年2月現在の構成銘柄は以下の通りとなっています。ただ高配当なだけではなく、財務的にも安定した企業が多い印象です。


保有比率1位:セブン&アイHLDGS 2位:東京海上HD 3位:三井物産 4位:伊藤忠
5位:KDDI 6位:任天堂 7位:トヨタ自動車 8位:本田技研 9位:日本電信電話(NTT)
10位:ソフトバンク

【1478】iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りの株価推移と分配履歴

【1478】iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りの株価推移

コロナショック前の直近の高値2000円から現在は2300円程度で+15%となっており、堅調な株価推移となっています。株価も1口2300円程度で買えるので、NISA枠の余った資金や毎月少額の積立てにも投入しやすいです。


直近5年間の分配金履歴と分配利回り(年間分配金÷年末株価×100(%))は以下の通りです。平均的に2.5~3.0%程度の分配利回りとなっています。

直近5年間の分配金履歴と分配利回り

まとめ

【1478】iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りは、他の日本の高配当ETFに比べて分配利回りは少し低めではありますが、厳選なスクリーニングによって減配の確率を下げて安定的な分配金を出す事を目的とした銘柄群になっており、非常におすすめできるETFです。特に長期的に保有することを考える投資家にとってはベストな日本高配当ETFだと思われます。


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