大企業の早期退職募集の流行

最近、大企業の早期退職募集が増えています。

その大企業は黒字を出しているにもかかわらずです。以前は、経営状況が悪化した時に行われていました。

何が原因で、黒字経営の大企業の早期退職募集やリストラが行われているのでしょうか。

大企業の早期退職募集の流行

2019年のリストラの実績は9千人以上で、2018年の3倍の数です。2019年は大企業にとっては好景気だったはずです。(社員には還元されていないかも知れませんが。)

早期退職募集を行ったのは、カシオ計算機、ルネサス、アステラス製薬、オンワード、キリン、富士通、エーザイ、ノーリツ等です。

大企業の早期退職募集の流行

早期退職募集の原因は?

まず、大企業の早期退職募集は将来の不景気時を想定して行っており、まだ景気の悪くない時期にやることで早期退職した人が路頭に迷わないように配慮しているのだと思います。

また、40歳~50歳の早期退職募集を行っているのは、その年代の人件費が高いわりに仕事量が少ないからではないかと思います。若者の数が減っている中、部長クラス、管理職クラスが大勢いても人件費ばかりが掛かってしまいます。

その中には、バブル期に入社し年功序列で給与が上がっていき、能力の無いまま社内のコミュニケーションだけで逃げ切ってきた人もいそうです。
↑これは私にパワハラした無能な上司です(笑)

早期退職募集の得策か?

早期退職募集すると、申し込んでくるのはきっと働きながら勉強してきた有能な人でしょう。

能力の無い人は、違う会社へ入っても新入社員と変わりません。それが本人にも分かるので必死に今の会社にしがみつくでしょう。

これでは、企業の早期退職募集は得策とは言えません。

まとめ

大企業の早期退職募集は、将来の不景気時に備えてやっているのでしょう。しかし、早期退職募集は有能な人を放出する危険性も大きくはらんでいます。


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