2016年6月にイギリスが国民投票によってEU離脱(ブレグジット)が決定しました。
そして遂に、2020年の1月31日午後11時から正式に離脱しました。
EU諸国からはイギリスのEU離脱は歓迎されていないため、「合意なき離脱」と言われています。
イギリスのEU離脱により、これからどう変わるのでしょうか?また、日本への影響はあるのでしょうか?
そして遂に、2020年の1月31日午後11時から正式に離脱しました。
EU諸国からはイギリスのEU離脱は歓迎されていないため、「合意なき離脱」と言われています。
イギリスのEU離脱により、これからどう変わるのでしょうか?また、日本への影響はあるのでしょうか?
イギリスEU離脱による影響とは
EUとは
そもそもEUとは「欧州連合」と言い、1992年にマーストリヒト条約により生まれた国際機構で、欧州経済共同体(EEC)、欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)、欧州原子力共同体(EURATOM)の3つの集合共同体、欧州共同体(EC)を核に構成されています。
外交・安全保障政策の共通化と通貨統合(ユーロ)の実現を目的としています。
外交・安全保障政策の共通化と通貨統合(ユーロ)の実現を目的としています。
イギリスEU離脱の影響
イギリスへの移民の減少
EU内で自由に各国を行き来していましたが、イギリスのEU離脱によりイギリスへの移民の流入が減少します。
もともと、待遇・給与の良いイギリスへ欧州から大量の移民が増えており、不平等であるとイギリス国内で言われていました。「テイクバックコントロール」(自分達の手で権限を取り戻そう)と、国民投票時に叫ばれていました。
日系企業の生産計画の変更
イギリスにはたくさんの日系企業が進出しており、イギリスをEUの輸出拠点としている企業も多いです。実際、EU離脱が決まってからはイギリスからドイツなどへ拠点を移す企業が増えています。
イギリスに拠点を残している企業は、EU内では関税が掛かっていませんでしたが、今後材料調達に関税が掛かることになります。また、税関手続きも復活し材料調達も以前よりスムーズに行えなくなるでしょう。
イギリス経済の衰退?
イギリスの主要な事業は、観光業と金融業です。
世界の主要企業がイギリスから撤退し、自由な行き来ができなくなるため、イギリス経済が衰退するのでは?と言われています。
まとめ
以前は、EUを始め世界がグローバル化を目指してきましたが、近年、アメリカやイギリスなど反グローバルとも言われているナショナリズムが台頭してきています。
アメリカでは、「アメリカをつねに偉大に(Keep America Great)」のスローガンと共にトランプ大統領が再選出馬を宣言しています。
イギリスは「テイクバックコントロール(自分達の手で権限を取り戻そう)」とEUを離脱しました。
アメリカでは、「アメリカをつねに偉大に(Keep America Great)」のスローガンと共にトランプ大統領が再選出馬を宣言しています。
イギリスは「テイクバックコントロール(自分達の手で権限を取り戻そう)」とEUを離脱しました。
今後の世界の経済状態の大きな変化が予想されます。
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