知っておきたいうつ病の初期症状

毎日生活をしている中で、

「最近、疲れやすいな。」
「今までやっていた趣味が楽しめなくなった。」
「食事が美味しく感じられない。」
「息苦しい感じがする。」

といった症状があれば、これはうつ病の初期症状かもしれません。

人は毎日何かしらのストレスを受けています。

小さなストレスでも蓄積することで、心身に異常をきたす可能性があります。

一度、うつ病を患ってしまうと、回復するのに長期間必要な場合がほとんどです。うつ病の初期症状を知っておけば、早めに対策を行うことができます。

知っておきたいうつ病の初期症状

知っておきたいうつ病の初期症状

うつ病とはどんな病気?

まず、うつ病とは「心の風邪」と言われるように、誰にでもなる可能性がある病気です。ですが、ほったらかしておくと重症化しやすく治療にも時間がかかります。

そのため、早期に発見し早期に治療することが重要となります。

うつ病の初期症状の診断基準

◎気分の落ち込み、または興味の喪失

気分の落ち込みや、今まで興味のあったことに対して全く興味を持てなくなることが2週間以上続いた場合うつ病が疑われます。

うつ病にはこの「気分の落ち込み」「興味の喪失」の2つの内のどちらかが当てはまることが多く、診断の重要項目となっています。

○不眠

寝入るまで時間がかかる、または途中で起きてから朝まで眠れないという症状です。

不眠がある人は、不眠のない人に比べて3年以内にうつ病になるリスクが4倍になるという研究もあります。

○過食または拒食(体重の急激な増減)

食欲が抑えられず過食してしまい体重の急激な増加が起きる症状。または逆に、食事の味がしなくなったり、食欲が無くなることで急激な体重減少が起きる症状です。

軽度の摂食障害でも、うつ病の初期症状に当てはまることがあります。

○疲れやすい

「1日中寝ても疲れが取れない」といった、全身の倦怠感がある。

○息苦しさ

胸部が重苦しく、息苦しい感じがする。喉の奥が詰まっている感じがする。

まとめ

今回は、うつ病の初期症状を紹介しました。

これらの症状がいくつか当てはまったらできるだけ早めに医療機関を受診するようにしましょう。

早期に治療することが回復への近道です。

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