家を購入して持ち家にすべきか賃貸にすべきかという議論で、最近の投資系の専門家達の意見は大抵「賃貸にすべき」というものが多いです。
その理由として、
・離婚、転勤のリスク
・住宅ローンは借金だから
・ローンの支払いが終わったら資産価値の無い家が残る。
などが挙げられています。
そして、それを何も考えずに受け入れた人が、家を買う人はアホだとか情弱だとか言ったりしています。
賃貸にすべき理由としては間違った事は言ってないと思いますが、家を購入すればお得な事もあります。その専門家達は、自分が不動産収入を得ているから「賃貸にすべき」と勧めているのかもしれないです。
今回はあまり語られない、家を購入するお金面でのメリットを書いていきたいと思います。
家を購入するメリット
住宅ローンは現在は超低金利で借りられる
住宅ローンは現在、固定金利でも1.0%前後と超低金利です。
おおよそで言うと、3000万借りた場合でも、35年ローンで月々の支払いが8.5万円位です。
今住んでいる家賃よりかなり安いという人も多いのではないでしょうか？
また、もともとある程度の資産を持っていれば、自分の資産を減らさずにその分を投資にまわす事ができます。
リスクの低い世界分散のインデックスファンドなどに投資すれば利回りは平均4%以上あるので、金利以上に稼ぐことは長期で考えれば全然難しくありません。
住宅ローンの支払いが終わればただで住める
住宅ローンの支払いが終わったら、家賃が0円になります。この長寿社会、一生賃貸でお金を払い続ける方が総支払額が多くなる場合も考えられます。
20年経ったら家の価値は無くなるけど土地の価値は無くならない
よく言われるのが、20年以上経てば家の価値はほとんど0になるという意見です。売り物件などをよく見ても築年数が30年にもなればほとんど土地のみの価格で売り出されている事が多いです。
ということは、土地の価値は住宅に比べて落ちにくいという事です。たしかに土地価格も安くなっていくことはありますが、無価値にまではならないでしょう。
住宅を購入する前に知っておきたい注意点
ただ、持ち家の場合は住宅ローン以外に固定資産税とメンテナンスの費用、火災保険が掛かる事は頭に入れておいてください。
固定資産税は場所にもよりますが年間10万円以上、メンテナンスは10年毎に200万円程度、火災保険は年間2万円は見ておいたほうが良いでしょう。住宅ローンの支払いだけを見てやっていけるとは考えないようにしましょう。
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