AT&Tがスピンオフ(分社化)、配当が減配になる見込み

AT&Tがワーナーメディアをスピンオフし、ディスカバリーと統合して新会社を設立することが発表されました。この新会社は企業価値が1320億ドルでディズニーに次ぐ業界第2位のメディア企業になります。

これによりAT&Tは430億ドルを受け取り、巨額の負債を減少させることができます。
AT&Tがスピンオフ(分社化)、配当が減配になる見込み

AT&Tの2021年の配当はどうなるのか?

また、AT&Tは併せてスピンオフ後の配当政策も発表しています。それによると「スピンオフ後の配当は、200億ドル以上と予想されるキャッシュフローの40~43%程度を充てる」とのことです。この言葉通りならば80億~86億ドルの配当を充てるということなので、2020年度の配当支払い額150億ドルの53%程度の支払いになるということです。

現在AT&Tの直近年間利回りは7%程度なので、2021年度の年間配当利回りは3.7%程度になると予想されます。

AT&Tの株保有者には新会社の株も貰える

AT&Tの株式保有者には新会社の株式も与えられることになり、その株式は一般口座に移されるようです。もしその株を売却し利益を得た場合は確定申告をする必要があります。

私は20万円程度AT&Tに投資しています。減配されるのは悲しいですが、これで企業の利益率が上がってくれれば良いなと思っています。分社化された株も少しは貰えるようなので、この新会社も配当を出してくれればなんて思っています。ただ、AT&Tの配当利回りが半分近くになりそうなので、今後の買い増しについては別の株を物色していこうと思います。

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