【雇用保険の失業給付とは】失業給付受給額と受給期間、その他手当について

私は今年の3月末に退職し現在無職です。

4月後半に離職票をハローワークに提出しに行き、申請から7日+3ヶ月(自己都合退職のため)の待機期間を経て、今週初めて失業給付を貰うことになります。

・失業した場合、どの程度失業給付を貰えるか?

について説明します。

【雇用保険の失業給付とは】失業給付受給額と受給期間、その他手当について

【雇用保険の失業給付とは】失業給付受給額と受給期間、その他手当について

失業給付とは

失業給付とは、再就職するまでの生活支援のための給付制度です。

前職で雇用保険に加入していた人で
・離職前に雇用保険の被保険者期間が1年以上あること。
・ハローワークに行き、求職活動を行っており、働く意思があること。
の条件を満たした場合に受給する資格があります。

受給額および受給期間

受給額は、退職前の6ヶ月間の収入の平均日額給付率を掛けた金額が受給日額として決定されます。

給付率は、年齢や過去の平均日額によって変動し、私の場合は退職前の月収が30万程度で給付率60%程度です。私よりもっと月収の高かった人は給付率がもう少し低く、月収の低かった人は給付率がもう少し高くなります。

受給期間は、90日~360日の間で、会社都合の離職の場合は受給期間は長くなる傾向にあります。
私の場合は、自己都合退職で、雇用保険加入期間が10年以上だったため、受給期間は120日となりました。

受給開始時期

受給開始時期についてですが、会社都合退職の場合は申請から7日+1ヶ月程度で受給が開始されます。
自己都合退職の場合は7日+3ヶ月程度で受給開始となります。

失業受給期間中に再就職した場合

失業給付受給期間中に再就職した場合、貰える予定だった残りの失業給付は無くなります。
そうなると、ぎりぎりまで再就職しない方がいいと考えてしまいますが、再就職した場合には再就職手当がもらえます。再就職手当は残りもらえる予定だった失業給付の60~70%をもらうことができます。

また、再就職先の収入が前職より下がった場合などに、6ヶ月間もらえる就業促進定着手当や、他にも就業手当、常用就職支度手当などの手当もあります。

まとめ

雇用保険の失業給付は、失業してしまった人にとって生活の糧となるありがたい制度です。

現在はコロナウィルスの影響により、受給期間が終わってしまった人にプラス2ヶ月間受給期間を延長する特例もあります。

(個人的には、現状のコロナウィルスの収束が見えてない状況と現在の求人数の少なさを考えると、2ヶ月だけでは全然足りない印象です。)

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