(株)グリーンインフラレンディングの破産でソーシャルレンディングの危険度がわかる

(株)グリーンインフラレンディングが債権者のmaneoマーケット(株)から東京地裁に破産を申し立てられました。

一般債権者から10%を超える利回りのローンファンドを募集し、GIL社の公表によると貸付件数2204件、貸付金額200億8026万円まで拡大していたそうです。

しかし2018年6月、maneoマーケットはGIL社の融資先である最終資金需要者が投資家への説明と異なる使途に一部資金が使用された疑いがあるとして、ファンドの新規募集を停止しました。以降、延滞ファンドは22案件、金額126億7985万2760円(GIL社の資料)に達していました。
(株)グリーンインフラレンディングの破産でソーシャルレンディングの危険度がわかる

ソーシャルレンディングとは

ソーシャルレンディングとは、お金を借りたい企業とお金を貸し出せる一般人をつなぐシステムで、一般人は少額からお金を貸すことができ、その利息を得ることができるサービスです。現在、私も30万円程SBIのソーシャルレンディングでお金を貸し出ししています。

ソーシャルレンディングで取り扱うファンドは、一般的に銀行から借りる金利とは違い高金利です。私の場合でも6%程度の金利で現在貸し出しを行っています。上記の事例のような10%を超える利回りにつられてお金を出す人も多そうです。

ソーシャルレンディングのデメリット

ただ、なぜ高金利でもお金を借りる企業がいるのか?それは、銀行などから借りることのできない信用の無い企業だからです。貸し出しをする人達には、貸付先の企業の情報は明かされません。

そのような企業に何の情報も無いまま、貸し出すのは相当リスクが高いです。さらに運用会社の信用度もチェックしたいところです。貸付先のチェックをせずに貸せるところはどんどん貸すような運用会社(今回の破産パターン?)もありそうです。

実際、私がやっているSBIソーシャルレンディングでも、「一部のファンドで貸付先の事業運営に重大な懸案事項が生じているため、第三者委員会で調査中」のお知らせが届きました。

こういった、よくわからない所へ投資するのは今後やめておこうと思います。


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