配当控除を利用して源泉徴収された税額を取り戻す

昨年は家を購入して住宅ローンを組んだため、確定申告をする必要がありました。昨年は仕事を退職し数ヶ月しか働かなかったこともあり、住宅ローン控除も含めると課税所得は0円になりました。

そのため、確定申告で配当控除はできなかったのですが、来年こそは配当控除したいと思います。

配当控除を利用して源泉徴収された税額を取り戻す

配当控除とは

配当金は通常、特定口座で源泉徴収を勝手にしてくれる場合であれば、確定申告をする必要はありません。

配当控除は、確定申告して源泉徴収された税金が還付される制度です。ここからは総合課税で確定申告することを前提にお話します。

総合課税にすると、配当所得もその他の所得と合算して課税されます。源泉徴収された税率よりも所得に対する課税率が低ければその分お得になります。損するか得するかの境界が課税所得が900万で、課税所得が900万以下であれば配当控除をした方が得になります。

その場合、「所得税を総合課税で申告、住民税は申告しない」というパターンが最も有利になります。

総合課税による配当控除の注意点

外国株式は配当控除できません。外国株式は「外国税額控除」を利用しましょう。

また、課税所得が増えて住民税などが増額されたり、扶養に入っている方は扶養から外れる可能性もあるので注意しましょう。

こういったややこしい制度を使わなければ、自分のお金は守れないのだと最近つくづく思います。

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