SBIソーシャルレンディング、業務停止命令からの自主廃業

SBIホールディングスの子会社であるSBIソーシャルレンディングは、ずさんな内部管理体制により金融庁が業務停止命令を出すことが報じられていましたが、その数日後に当社が自主的な廃業および同事業からの撤退を発表しました。

SBIソーシャルレンディングは以前に貸付先のテクノシステムの事業に約380億円を融資したが資金が目的外の用途に使用され、返済が滞るという問題が起こりました。それにより第3者委員会の調査が始まり、今年3月からは新規のすべての貸付けを停止していました。

SBIソーシャルレンディング、業務停止命令からの自主廃業

ソーシャルレンディング事業とは

ソーシャルレンディング事業は、一般人から小口融資を集めて、融資が必要な事業者に対して貸付を行う事業です。その仲介を行うのがSBIソーシャルレンディングなどのソーシャルレンディング会社です。

SBIホールディングスの名目利回りは2.5~10%となっています。貸付先が10%もの金利で借りるということは、信用のない貸付先であることがわかります。それだけ貸し倒れリスクがあるということです。

SBIソーシャルレンディングはSBIホールディングスの子会社であるため、他のソーシャルレンディング会社よりも信用度が高いと思われていました。

私もSBIソーシャルレンディングで投資しています

私も2年位前から最大80万円程度をSBIソーシャルレンディングに投資していました。少しづつ情報を仕入れて、ソーシャルレンディングは危険だなと思い始めて投資を徐々にやめていきましたが、現在は35万円程度貸し付けている状態です。

SBIソーシャルレンディングは今後「投資家の皆様の保護に万全の措置を講じるべく、今般新設した債権管理に特化した「アセットマネジメント部」を中心に、既存ファンドの管理・回収に注力する」としていますが、私も含め投資家達は不安な日々を過ごしそうです。

ソーシャルレンディングのメリット・デメリット↓

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