前回は、バイク用のヘルメットの種類について紹介しました。
今回は、ヘルメットの各種安全規格について紹介していきます。
そもそも、万が一の事故の際にも危険なため使用は控えましょう。
今回は、ヘルメットの各種安全規格について紹介していきます。
原付のヘルメットを選ぶ(着用義務化と安全規格について)
原付のヘルメットの着用が義務化されたのはいつ?
そもそも、昔は原付(50cc以下)でノーヘル(ヘルメット非着用)でも罰則が無い時代がありました。
原付(50cc以下)のヘルメット着用が義務化されたのは1986年です。私が物心がついた頃に義務化されたようです。確かに子供の頃、ノーヘルのスクーター2人乗りヤンキーを見た記憶があります。
ヘルメットの安全規格
バイク用ヘルメットは、色々な安全規格に適合したものが販売されています。
各規格毎に検査する条件は異なっており、検査に合格したものについては、規格に適合しているという証明がヘルメットに付けられています。
様々な種類があるため、代表的なものを紹介します。
PSCマーク(消費生活用安全製品)
PSCマークは、消費生活用製品安全法に適合していることを認証するマークです。
日本で販売されるヘルメットは、PSCマークの貼付けが義務付けられています。
現在のPSC規格は、後述のJIS規格相当まで安全基準が厳しくなっているため、日本で販売されているヘルメットの質が向上している要因となっています。
現在のPSC規格は、後述のJIS規格相当まで安全基準が厳しくなっているため、日本で販売されているヘルメットの質が向上している要因となっています。
SGマーク(Safe Goodsマーク)
SGマークは製品安全協会が定めたマークで、Safe Goods(安全な製品)の略です。
このマークが付いたヘルメットは、欠陥の少ない安全な製品である証明となります。
また、万が一製品の欠陥によって人身事故が発生した場合、円滑な賠償措置が講じられるものとなります。
ヘルメットでは、125CC以下用と排気量無制限の2種類があります。ですが、特にSGマークが無くても違反とはなりません。
JISマーク(日本工業規格)
JISマークは日本の工業標準化を目的に、日本工業規格が定めた規格です。
衝撃吸収試験、耐貫通性試験、あごひも試験、ロールオフ試験など、国際法に則った厳しい条件の試験に合格したことを証明するマークです。
衝撃吸収試験、耐貫通性試験、あごひも試験、ロールオフ試験など、国際法に則った厳しい条件の試験に合格したことを証明するマークです。
SNELLマーク
SNELLマークは、「スネル記念財団」によって制定された規格です。世界で最も厳しい検査をクリアした安全基準として有名です。
SNELL規格は約5年毎に規格が見直され、その度に段々と厳しい条件となっています。
SNELL規格は約5年毎に規格が見直され、その度に段々と厳しい条件となっています。
国産では、Arai、SHOEIなどの有名メーカーでこの規格に適合したものが多いです。
装飾用ヘルメットについて
上記で紹介したマークなどの無い、安全基準を満たさないもので装飾用ヘルメットというものがあります。
「観賞用」とか「公道では使用しないで下さい。」などと書かれていたりもします。
装飾用ヘルメットを着用して公道を走っている場合、違反となる可能性もあります。
そもそも、万が一の事故の際にも危険なため使用は控えましょう。
まとめ
今回は、ヘルメットに関する安全規格について紹介しました。
自己判断となりますが、上記のマークを判断基準にできるだけ安全なヘルメットを使用するように心掛けましょう。
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