私は現在資産運用を行いながらセミリタイアを目指しています。昨年、10数年間勤めた正社員を退職して現在は派遣社員として働いています。
妻と幼い子供を養っており、住宅ローンもあと34年残っています。
先日、妻の両親から「いきなり正社員を辞めるなんて無責任だ」と電話で言われました。
セミリタイアやFIREは義理の両親からの理解を得にくい
さらに「家を購入してすぐに派遣社員なんていつ仕事が無くなるか分からないじゃないか。」と公務員である義理の父親に言われました。まあ、普通に聞けば無責任だと言われても仕方ありません。しかし、こちらにも言い分があります(直接言うとさらに喧嘩になるので言ってませんが。)
正社員、公務員だから安泰なのか?
昔の人達は正社員、公務員は一生安泰という考えを持っています。年功序列で昇進し、給料も上がっていくみたいな考えです。転職なんて考えは無く、一生会社に付いていきますという考えです。
しかし、段々とその考えは古くなっていっています。若くても成果を残していれば昇進が早い、逆に年齢が上でも成果を残さなければ若手の部下になるなんてことは当たり前です。そんな人はいつ首を切られてもおかしくありません。
実際、早期退職の勧告をする企業も増えています。年齢のいった給料が高いだけの無能な人が会社にとってお荷物になっているということを表しています。
私はまさにそのお荷物社員であったと思います。給料のためにただただ我慢して精神を病んでまで仕事を続けていくより、きっぱり仕事中心の生活をやめたのは良い判断だと今も思っています。
住宅ローン金利が非常に安く、借りていた方がメリットがある。
現在3,000万円以上を住宅ローンで借りています。あまり詳しくない人からすると、住宅ローンも借金、出来るだけ借りない方が良いという固定観念があります。
しかし、現在の住宅ローン金利は全期固定で1.0%以下、しかも13年間住宅ローン控除があります。賃貸の場合の家賃よりずっと安く済みます。こんなにお得で低金利で借りられるなら、すぐに返そうとするより出来るだけ借りていたほうが良いというのが私の考えです。
なぜなら株などの資産運用をすれば、リスクの低い運用をしても年間3.0%以上の利益を得るのは長期的にみれば非常に再現性が高いからです。
最悪、住宅ローンの支払いが立ち行かなくなったとしても家を売却すればいいのです。頭金は1,000万円以上入れていますので、ローンだけが残ってしまうことも無いとの考えです。
現在2000万円の資産があるし、ものすごく節約している
退職金や勤務していた会社の自社株を売却した利益、現在の資産運用の含み益などで、現在2,000万円ほどの資産があります。
これだけの資産があれば、たとえ何年間も無職になったとしても生活がいきなり困窮することはありません。節約を頑張っているため、現在月に20万円もあれば暮らしていける状態です。
万が一派遣社員の仕事がすっかり無くなったとしても、何らかのパートやアルバイトや副業などで稼ぐことはできますし、また妻も子供が保育園に入ったら仕事をすると言ってくれています。
まとめ
高齢の方々には正社員・公務員神話が根強いです。自分が公務員の場合は特に注意です。
住宅ローンや資産運用に関しても、知識が無ければ只々怖いものとしか映らないのでしょう。
我が娘を心配するのはわかります。一生何があってもいいくらいの圧倒的な資産を手に入れれば問題ないのでしょうが。
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